SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座28

11月14日(火) 1~2限に「スーパーグローバルスタディー(SGS)」第28回2年SG重点分野講座を行いました。今回は大阪教育大学 乾陽子先生をお迎えし、11月22日(水)に迫った中間発表に向けて課題研究のご指導をいただきました。はじめに、海外調査班が先週から準備してきた調査報告を写真で発表し、その後、乾先生からアドバイスがありました。『ただの旅行報告にならないようにするためには、もっと自分達の言葉で話してほしい。行ったからこそ知り得たこと、感じたことを入れてほしい。ひとりでも多くの人に興味を持ってもらい、面白く聞いてもらうことが大切。笑える部分もどんどん入れていってほしい』と、助言がありました。後半では、「マングローブ林とエビ養殖池」、「熱帯雨林とパーム油プランテーション」の2班に分かれて、先生からのアドバイスを踏まえて、問題に思ったことなど意見を再度出し合いました。一人ひとり感じたことを付箋に書き出していくと、『現地では、森林破壊によって生物多様性が破壊されていることが身近な問題として捉えられていない、と感じた。』など、前半にはなかった率直な意見や問題意識が沢山出てきました。国内調査班は、現地で気付いたことや興味深かったことをもう一度意見交換しました。“陸前高田市長から聞いた“都市計画(ノーマライゼーション)”や気仙沼の「森は海の恋人」の“カキ養殖”などの話が出た中で、乾先生から『では、関西のカキ養殖と気仙沼のカキ養殖にはどんな相違点があったのか、などを調べてみてもおもしろいのでは』とアドバイスがありました。自分達が現地で見てきたことを発表するだけではなく、行く前と後では問題意識がどのように変化したかなど、自分達の考えや想いを盛り込んだ調査報告の作成を進めていきます。