校長室だより

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第13回能勢地域小中高一貫教育研究発表会・SGH中間発表会

2015年11月26日(木) | 校長室だより

平成27年11月20日(金) 第13回能勢地域小中高一貫教育・連携型中高一貫教育 研究発表会を本校において開催しました。
この研究発表会は、能勢地域小中高一貫教育の取組みを広く公開し、教育関係者や地域・保護者の方から幅広く意見等をいただき、今後の研究の改善充実を図っていくことを目的として開催しています。
特に、本年度から本校が文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の研究指定を受けたことから、テーマを「THINK GLOBALLY, ACT LOCALLY!~世界で考え、地域で学べ~」とし、能勢高校SGH中間発表会と併せて開催させていただきました。
第一部の公開授業では、本校と農場で、おもに高校と小学校・中学校とが連携した授業の様子を見ていただきました。多くの場面で高校生が指導的な役割を果たしてくれました。中学生たちの能勢高校への理解も深まったことでしょう。

 H271120開催要項(授業公開)

  

  

第二部の全体会では、SGHの中間発表を行いました。
6月以降、2年生の12名は、「経済発展と自然破壊(マレーシア)」に焦点をあて、「木炭製造の中で消えゆく森林」を課題研究のテーマとして、主体的に取組みを進めてきました。
そして、11月1日から8日にかけて、マングローブ林の植林活動、木炭工場の見学、さらにはクアラルンプール大学でのワークショップといったマレーシアでの研修を終えたところです。
今回の中間発表では、マレーシアでの研修内容の報告と、クアラルンプール大学で現地の教員や学生からの指導のもと飛躍的に向上した英語でのプレゼンテーションを披露してくれました。
生徒たちの発表を受けて、指導者の大阪教育大学の乾陽子先生をはじめ、運営指導委員の方々、さらには府教育委員会の池嶋伸晃先生から指導講評をいただきました。
また、後半は、森田雅彦 能勢町教育長のあいさつに始まり、地域再生マネージャーとして活躍されている斉藤俊幸氏により、「地方創生と教育の魅力化~SGHの研究開発を通じて~」をテーマに、記念講演をしていただきました。今後の本校の在り方を検討していく上で、大きな示唆を与えていただきました。
その他、体育館では、ポスターでのSGHの活動紹介、能勢町小中高一貫教育のメニューコンテストを併せて行いました。

多くの皆様にご来校いただき、こころから感謝申し上げます。

H271120開催要項(全体会)