校長室だより

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地黄湿地保全再生検討会議に参加

2015年3月2日(月) | 校長室だより

平成27年3月2日(月) 能勢町役場で開催された、今年度第2回目となる地黄湿地保全再生検討会議に参加しました。
ハッチョウトンボなどの希少生物が生息する地黄湿地は、近年、陸地化が進み、湿地としての機能が衰退してきました。
この会議は、兵庫県立大学名誉教授の服部保先生を座長とし、学識経験者、地元関係者、本校、関連ボランティア団体、大阪みどりのトラスト協会、大阪府や能勢町などの行政関係者が集まり、地黄湿地の再生と保全に向けての取り組みを考えていくためのものです。
本校では、地黄湿地保全の啓発活動として、今年度、大阪みどりのトラスト協会のマネージャーさんたちの指導により、生徒たちが地黄湿地に出向き、生物の観察等を全6回実施しました。
来年度も、これらの取り組みを継続するとともに、湿地に自生するササユリやトキソウなどの草花の組織培養による繁殖に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。

地黄湿地再生保全検討会議

地黄湿地再生保全検討会議

説明する服部保先生

説明する服部保先生