SGHトピックス

3年SG・2年GS 重点講座4回目《大阪市立大学 祖田亮次教授》

5月29日(水)、3年SG・2年GS重点講座第4回を行い、受講生15名が授業を受けました。今回は、本年度の課題研究テーマ『マレーシア 経済発展と自然破壊』のご指導をいただく大阪市立大学の祖田亮次教授をお迎えし、マレーシア ボルネオにおける熱帯雨林とパームオイルプランテーションに関する講演およびワークショップを行いました。祖田先生には平成29年度のSGH講座でもお世話になり、ボルネオでの海外実態調査へ向けた学習でご指導いただきました。

今回は8月に海外実態調査を行うボルネオ島サバ州について学習しました。最初に「能勢町とボルネオのどちらが「田舎」か?」という設問で、能勢町とボルネオの面積・人口・人口密度などを比較しながら身近な感覚でボルネオ・サバ州のイメージ形成をしました。サバ州にはマレー系をはじめとした70以上の民族(数え方により数字は変わる)が存在しイスラム教をはじめ様々な宗教が混在していること、世界最大の花ラフレシアやテングザル、ヒゲイノシシなどの写真を見てボルネオの熱帯雨林の生物多様性について学びました。

後半は、この熱帯雨林の多様性をおびやかしているアブラヤシプランテーションの開発について学習しました。1950年からの熱帯雨林の変化を見て、森林が急激に減少している様子がわかりました。ワークショップとして、グーグルアースの上空写真でプランテーションの開発の様子を観察し、面積測定の機能を使ってその規模を確認しました。大きいものでは能勢町(約100平方キロメートル)が5つぐらい入る規模のプランテーションもあり生徒たちは驚きの声を上げていました。アブラヤシプランテーションの問題点を深く掘り下げることで、今後の課題研究に向けて貴重な機会となりました。