SGHトピックス

1年GS課題探究基礎講座 第3回 (川又孝太郎氏講演会)

5月17日(木)5・6限、1年GS課題探究基礎講座第3回を行いました。講師には、在ドイツ日本国大使館参事官である、川又孝太郎さんをお迎えし、「地域エネルギー会社による“地域活性化”と“エネルギー転換”」と題して、講演とグループ討論を行いました。パリ協定の話から、風力発電、太陽光発電など、再生可能エネルギーとそれを取り巻く環境、諸条件など、ドイツのエネルギー転換と日本を比較しながら、話を展開しました。また、ドイツで展開されている自治体出資の地域エネルギー公社「シュタットベルケ」の紹介がありました。「シュタットベルケ」は、太陽光や風力を使い地元の企業や個人が作った電気を買い取り地域に再供給し、それと伴い、電気やガス、上下水道、公共交通など公的サービスを提供、地元の雇用が増加するなど地域活性化に大きく貢献しています。現在ドイツでは33%を再生可能エネルギーでまかなっており、2022年には全ての原発の停止を発表しています。日本での再生可能エネルギーの利用は、14.8%とまだまだ低い状態です。

後半では、前半の講義を受けて、6つのグループに分かれグループ討論を行いました。能勢町で再生可能エネルギーを増やすべきかについて議論をし、最後に各グループでまとめの発表を行いました。「温泉を利用できないか」、「住民に再生可能エネルギーについての知識を広めることが重要」、「森林を使ってバイオマス発電は」など、多くの意見が出ました。人口減少の問題を抱える地元能勢町で、再生可能エネルギーの活用を考える有意義な講演となりました。

なお、この講演には能勢町とその他地域から大勢の方が、見学に来られました。また、関西テレビの取材もあり、会場は大いに盛り上がりました。この様子は、関西テレビの夕方の番組「報道ランナー」で放映される予定です。

今後も再生可能エネルギーについての研究を進め、来年には能勢町の職員の方々と一緒に、ドイツを訪問する予定です。