能勢高校農場

農場での学び

食用作物(野菜)

夏はトマト・ナス・キュウリなどの果菜類から冬は葉菜類などを中心に栽培しています。
また、古代米である「紫黒米」の生産にも取り組んでいます。

果樹利用

クリ・ブドウ・リンゴ・ウメ・カキ・モモ・キウイフルーツなどを栽培・管理しています。
実習は摘果・摘心・芽かき・接木・誘引・袋かけ・施肥・収穫・剪定など良質生産をモットーに取り組んでいます。

動物管理

ニワトリ・ヒツジ・クジャク等を飼育しています。
また養蜂も行い、蜂蜜は大人気商品です。ニホンキジの孵化・育すうにも成功しており、毎年数羽ずつ放鳥する取り組みも行っています。

羊の毛刈りの様子はこちら

環境緑地(草花)

主に花壇苗・観葉植物・キクなどを中心に栽培しています。
校舎の前に花を飾るなど、装飾的な事柄も学びます。

環境教育

1年生の農業と環境で、基礎的な農業の技術とともに広大な農場を使用して昆虫や植物の調査を行います。また、大きなビオトープがあり、そこに生息する水生生物の調査なども行います。
2年次以降は、自然に見ることの少なくなった、能勢町の花であるササユリを組織培養の技術を用いて保存・増殖する試みも行ったり、絶滅危惧種のアカハライモリの調査も行います。
さらには、自然散策を行いキノコの調査や栽培、バードウオッチングなど自然を感じる授業も展開しています。